毎日暑い日が続いているので、夕涼みに出かけようと思い、鏑川水系支流の枝沢の一つに行ってみることにした。ここは、鏑川水系支流の小渓流の中でも、水量の少なさ、規模の小ささ、ボサ沢度とすべてが高次元でそろってしまっている場所だ・・・。

　午後4時30分位に現地に到着。タックルをセットして川に下りる。日曜の夕方と言うこともあり、プレッシャーを考慮して、ルアーはバフェットＳ43透明山女を選択した。

　しかし、川に下りるとクモの巣が綺麗に張っていた。取りあえず、今日は誰も入っていないようだ・・・。ちょっと期待しつつ第一投目をキャストすると、18ｃｍ位の岩魚君（リリース）がヒットしてくれた。

　
　次のポイントにルアーをキャストする。一投目・・・、反応無し。二投目・・・、反応無し。三投目にググンと来た。引きからするとそこそこの型のようだ。少し慎重にやり取りしてランディングしたのは、30ｃｍ位の岩魚。

　
　リリースしようとしたが、写真撮影の際に暴れまくり、だいぶ弱ってしまった・・・。しばらく蘇生を試みたが横になってしまうため、仕方なくキープした。岩魚君ごめんよ・・・。

　しかし、岩魚君達は撮影を拒否することが多い。普通に撮影しようとすると、置物になってしまってうまく撮影できない。どうすれば、綺麗に写せるのだろうか・・・。

　取りあえず、岩魚を持ち歩くと腐りそうなので、一度車まで戻り、ジュースを冷やすために持ってきたクーラーに入れてから再び川に下りる。ここから先は、進むのを躊躇う位のすごいボサ沢だ・・・。

　
　水面スレスレを這うように進みながらポイントを打っていくと、少し水深のあるポイントで18ｃｍ程の岩魚がヒットしてくれた。人が入ってない場所の岩魚は素直で良い♪

　小型の岩魚を驚かせながら藪を抜けると、反応が悪くなってしまった。やはり、藪があるからこそ魚がいると言うことなのだろう。

　それでも、この川にしては大規模の淵で、25ｃｍ位の岩魚をゲット！元の場所に戻ってもらったが、少しダメージを多く与えてしまったので心配だ・・・。

　　
　その後、堰堤を越え先に進むが、16～18cmクラスを2匹程バラしただけで、目的の堰堤まで着いた。ここで、24ｃｍ位の岩魚をゲット！写真はうまく撮れなかったが、岩魚が元気なら別にかまわない。

　
　午後6時40分にて終了とし、林道を下って車まで戻る。今日は、数は出なかったが、まあまあ楽しかった。明日も行こっと！




　その後、帰ってからキープした岩魚を計測したのですが、29.5ｃｍ位となんとも微妙・・・。現場で計ったときは、30ｃｍ以上はあったはずなのですが・・・。死後硬直で曲がっているからかもしれないですけど、少し微妙なサイズであることには違いないです。